政治家の小泉進次郎さんといえば、政策だけでなく、独特な言い回しの発言がたびたびSNSで話題になってきました。
2019年の環境大臣就任後には、
「30年後の自分は何歳かな」
「気候変動問題はセクシーであるべきだ」
といった発言が注目され、ネット上では「進次郎構文」「進次郎ポエム」などと呼ばれるようになりました。
さらに2021年には、
「プラスチックの原料って石油なんですよ」
「おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が」
という発言も大きな話題に。
今回は、これまでに話題になった小泉進次郎さんの発言を、実際の発言内容と当時の背景を確認しながら時系列でまとめます。
※「迷言」「ポエム」はネット上で使われた呼称です。本記事では、発言そのものと当時の報道を中心に紹介します。
✔この記事の内容!
- 小泉進次郎の「迷言・ポエム」が話題になった理由は?
- ①「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外に知られてない」
- ②「おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が」
- ③「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」
- ④「30年後の自分は何歳かな」
- ⑤「一緒にノドグロを食べましょう」
- ⑥「毎日でもステーキが食べたい」
- ⑦「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこよく、セクシーであるべきだ」
- ⑧「今のままではいけない。だからこそ日本は今のままではいけない」
- ⑨「辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない」
- ⑩「反省しているけど、反省が見えない自分に対しても反省」
- ⑪「リモートワークのおかげで、リモートワークできてよかった」
- 「46」は本当に小泉進次郎さんが決めたの?
- 小泉進次郎の現在
- 小泉進次郎プロフィール
- まとめ
- 小泉進次郎の「迷言・ポエム」が話題になった理由は?
- ①「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外に知られてない」
- ②「おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が」
- ③「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」
- ④「30年後の自分は何歳かな」
- ⑤「一緒にノドグロを食べましょう」
- ⑥「毎日でもステーキが食べたい」
- ⑦「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこよく、セクシーであるべきだ」
- ⑧「今のままではいけない。だからこそ日本は今のままではいけない」
- ⑨「辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない」
- ⑩「反省しているけど、反省が見えない自分に対しても反省」
- ⑪「リモートワークのおかげで、リモートワークできてよかった」
- 小泉進次郎の「進次郎構文」って何?
- 「46」は本当に小泉進次郎さんが決めたの?
- 小泉進次郎の現在
- 小泉進次郎プロフィール
- まとめ
小泉進次郎の「迷言・ポエム」が話題になった理由は?
小泉進次郎さんは、2019年9月から2021年10月まで環境大臣を務めました。
この時期、気候変動や福島第一原発事故後の除染廃棄物など、専門性の高いテーマについて発言する機会が増加。
その一方で、質問に対する直接的な回答ではなく、抽象的な表現が続く場面があり、SNSなどで話題になりました。
では、実際にどんな発言があったのでしょうか?
①「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外に知られてない」

2021年3月、小泉進次郎環境大臣がラジオ番組で、
「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外に知られてないですけど」
と発言。
この発言がSNSで大きな話題になりました。
「プラスチックが石油由来なのは知っている」という反応が多く、「なぜ環境大臣がこの説明を?」というツッコミにつながった形です。
ただし、発言そのものは、
「プラスチックの原料が石油であることを知らない人もいる」
という趣旨とも解釈できます。
実際、当時の報道では、プラスチックの原料について知らない人が一定数いることを示す調査も紹介されていました。
つまり、
発言自体が事実と異なるわけではなく、「意外に知られていない」という部分が話題になった
と整理するのが正確でしょう。
②「おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が」

小泉進次郎さんの発言の中でも、特に有名になったのが**「46」**です。
2021年4月、日本政府は2030年度の温室効果ガス排出量について、
2013年度比46%削減
を目指すことを表明しました。
環境省によると、さらに50%の高みに向けて挑戦することも同時に表明されています。
この「46%」について、2021年4月22日夜のTBS系「NEWS23」で小泉さんは、
「くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら、浮かんできたんです。“46”という数字が」
という趣旨の説明をしました。
この表現がSNSで大きな話題となりました。
では、本当に「思いつき」で46%にしたの?
ここは少し注意が必要です。
翌4月23日の環境相会見で、小泉さん自身は、
「どこまでだったら積み上げられるか」
という調整を重ねた結果が46%だったという趣旨を説明しています。
さらに、
「この繰り返した結果が46です」
と説明しています。
したがって、
「46という数字が完全に突然浮かんだ」
と事実として紹介するのは正確ではありません。
「おぼろげながら浮かんできた」という表現が独特だったため、ネット上で「進次郎構文」として有名になった、というのが実際のところです。
③「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」

2010年ごろ、小泉進次郎さんが自民党と民主党について語った際、
「自由があるのが自民党。自由がないのが民主党」
という発言が話題になりました。
「自由」という言葉を政党名に重ねた表現だったため、当時から独特な言い回しとして注目されています。
ただし、この発言は環境政策などに関する「進次郎ポエム」とは性質が異なり、政治的な政党批判・対比としての発言です。
④「30年後の自分は何歳かな」

2019年9月、福島第一原発事故に伴う除染廃棄物の県外最終処分について、記者から具体策を問われた際の発言です。
小泉さんは、
「私の中で30年後ってことを考えた時に、30年後の自分は何歳かな」
と述べました。
さらに、健康でいられれば30年後の約束を見届けられる可能性のある政治家だという趣旨を続けています。
この発言が注目された理由は、記者が**「具体的に何をするのか」**を質問していたのに対し、具体策より自身が30年後にその責任を見届けられるという話が中心になったためです。
そのため、当時のメディアでは「ポエム」として取り上げられました。
⑤「一緒にノドグロを食べましょう」

2019年9月、福島第一原発事故後の処理水をめぐる風評被害などについて記者から質問された際、
「小名浜の地元の組合長に、一緒にノドグロを食べましょうと。その時の喜んだ顔、うれしかったですね」
と語りました。
すると記者から、
「ノドグロの話を聞いてるつもりじゃない」
と突っ込まれたことでも話題になりました。
この発言も、「質問に対する具体的な政策説明ではなく、食事のエピソードが出てきた」としてSNSで注目されたものです。
⑥「毎日でもステーキが食べたい」

2019年9月、国連気候行動サミットのためニューヨークを訪れていた小泉さんが、
「毎日でもステーキが食べたい」
という趣旨の発言をしたことも話題になりました。
気候変動対策を担当する環境大臣だったことから、牛肉の環境負荷との関係を指摘する批判も出ました。
ただし、
「ステーキを食べたい」と発言したこと=環境政策に反対している
と単純に結びつけることはできません。
この発言は、気候変動対策を担当する環境大臣の発言として、そのギャップが注目されたものと整理できます。
⑦「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこよく、セクシーであるべきだ」

小泉進次郎さんの代名詞ともなったのが、2019年9月の**「セクシー発言」**です。
ニューヨークでの国連気候行動サミットで、
「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこよく、セクシーであるべきだ」
という趣旨の発言をしました。
英語では、
“It’s got to be fun. It’s got to be cool. It’s got to be sexy.”
と表現されています。
その後、記者から「セクシーとはどういう意味なのか」と質問されると、
「それをどういう意味かって説明すること自体がセクシーじゃないよね」
と回答。
このやり取りがさらに話題になりました。
ちなみに、この発言については国会でも取り上げられ、政府は後に「発言が妥当ではないとは考えていない」とする答弁書を閣議決定しています。


⑧「今のままではいけない。だからこそ日本は今のままではいけない」

こちらも2019年9月、ニューヨークでの発言です。
「今のままではいけないと思います。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」
という表現が話題になりました。
「今のままではいけない」という言葉が繰り返されるため、ネット上では「結局何を言っているの?」というツッコミが相次ぎました。
現在では、このような言い回しは「進次郎構文」と呼ばれることもあります。
⑨「辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない」

ネット上で非常に有名なこの画像。
実は、
小泉進次郎さん本人の発言ではありません。
いわゆるコラ画像・ネタ画像として広まったものです。
⑩「反省しているけど、反省が見えない自分に対しても反省」

2020年2月、新型コロナウイルス対策本部の会合を欠席し、地元の新年会に出席していたことについて国会で追及された際の発言です。
小泉さんは、
「反省しているけど見えないという自分に対しての反省をしています」
という趣旨の説明をしました。
さらに、
「反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省しています」
と述べています。
この発言は、環境省の公式な記者会見録にも残っています。
「反省」という言葉を繰り返す独特の答弁だったことから、当時SNSなどで話題になりました。
⑪「リモートワークのおかげで、リモートワークできてよかった」

2021年5月、虫垂炎の手術を受けて退院した後、公務に復帰した際の発言も話題になりました。
小泉さんは、
「リモートワークができているおかげで、公務もリモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから」
という趣旨の発言をしています。
要するに、
「リモートワークのおかげで、リモートでできる公務ができた」
という内容。
これもSNSで「同じ言葉を繰り返している」として「進次郎構文」の一つに数えられるようになりました。
小泉進次郎の「進次郎構文」って何?
ここまで紹介した発言から生まれたのが、
「進次郎構文」
というネット上の呼び方です。
一般的には、
- 同じ意味の言葉を繰り返す
- 当たり前のことを独特の言い回しで表現する
- 質問に対して抽象的な回答をする
- 一見すると意味がありそうだが、具体的な内容が分かりにくい
といった特徴を持つ発言を指して使われています。
ただし、これはあくまでネット上で生まれた俗称です。
小泉さん自身が自分の発言を「進次郎構文」と定義しているわけではありません。
「46」は本当に小泉進次郎さんが決めたの?
ここは元記事から特に修正しておきたいポイントです。
2021年4月に政府が掲げた「2030年度46%削減」という目標について、小泉さんは環境相会見で、
「どこまでだったら積み上げられるか」
などの調整を重ねた結果が46%だったと説明しています。
また、環境省の公式資料でも、46%削減は日本政府として表明した目標とされています。
その後、2025年には日本政府が新たな削減目標を掲げ、
2035年度:2013年度比60%削減
2040年度:同73%削減
を目指す方針を示しました。
小泉進次郎の現在
小泉進次郎さんは、2019~2021年に環境大臣を務めた後、農林水産大臣などを歴任。
2026年現在は、防衛大臣を務めています。
衆議院の公式プロフィールでは、神奈川県第11区選出の衆議院議員で、2026年4月時点で7回当選とされています。
そのため、現在の記事冒頭を
「環境大臣・小泉進次郎さん」
とするのは古く、
「防衛大臣・小泉進次郎さん」
に変更しておくのがおすすめです。
小泉進次郎プロフィール
- 名前:小泉進次郎(こいずみ しんじろう)
- 生年月日:1981年4月14日
- 出身地:神奈川県横須賀市
- 出身大学:関東学院大学経済学部
- 大学院:コロンビア大学大学院
- 選挙区:神奈川県第11区
- 所属:自由民主党
- 現在の役職:防衛大臣
まとめ
今回は、小泉進次郎さんのこれまでの発言の中から、SNSやメディアで「迷言」「ポエム」「進次郎構文」などと話題になったものをまとめました。
特に有名なのが、
「30年後の自分は何歳かな」
「おぼろげながら浮かんできた。46という数字が」
「気候変動のような大きな問題は、楽しく、かっこよく、セクシーであるべき」
「反省しているけど、反省が見えない自分に対しても反省」
「リモートワークのおかげで、リモートワークできてよかった」
などの発言です。
一方で、これらの発言すべてが「意味不明」というわけではありません。
例えば「46%」については、本人が後日の会見で、政府内での調整を重ねた結果だと説明しています。
また、「辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない」のように、本人が実際には発言していないネット上のネタも混ざっています。
そのため、「小泉進次郎=迷言」というイメージだけで見るのではなく、
実際に何を言ったのか
↓
どんな質問に対する回答だったのか
↓
その後どのように説明したのか
まで確認すると、発言の意味も少し違って見えてきます。
2026年現在、小泉さんは環境大臣ではなく防衛大臣として活動しています。
